産まれゆく生命体と
死にゆく生命体が
合わさる時に宇宙が生まれる…
陽光に照らされて人々は歓喜する
月光に照らされて人々は奮起する
分かっていた事だけど
それでも愚かだと思わざるを得ない
生まれ行くものと死に行くもの
そこには何も違いはないのさ
だから私達はただ
人間の行く末を見守るだけ
儚い命だからこそ美しい
夕日と夜明けのように混ざり合う
神秘の美学を追い求め
太陽と月、朝と夜の対立が始まる
壊れないで 咲かないで
神のエゴで人間の生死が決まってしまう
だからこそ美しく破壊したくなる
漲る活力と奪われる気力 共存す