電子日記

若喪女が自由に雑記を書くブログです。

Boredom and Decadence

流行りの音楽分からない
有名な女優も知らない
大衆的な感覚が分からない
常識すら知らない

ヤバいとは思っているけれど
それが正しいとは思っている
友達の笑い声
癇に障るような笑い方で
道ゆく女子高生に会釈
困ってる老人に手を差し伸べる
僕がやってる事は正しいのだろうか?
そうして思案に耽るうちに一日が過ぎゆく

嗚呼 嗚呼 僕の名前を
嗚呼 嗚呼 呼んでくれよ
ああ 世界で一番頭の良い人に出会いたい
そんな事を思いながら曇天の下で欠伸をする
僕の思った通りの論理にならない
それで良いかなんて妥協する人にはなりたく無い
けれどそれで妥協出来るのならば
それで良いかと目配せをした

退屈な日々は一向に消えない
灰色のビルの群れに身を潜める
寂しがり屋な猫が気だるげに身体を売る
この世は殺伐とした群れの果て
いつか消えゆく人生ならば
頑張るのすら無駄だと思えてしまう
きっとそうなのだろう
きっとそうなのだろう
きっと きっと 僕は…
期待するのを辞めた

退屈に溺れるだけならば
大層な理想も要らないや
友達と駄弁りながら下校して
家に帰って安眠を貪る
それでいいのか?
本当に良いのか?
誰か僕を止めてくれ
おかしくなりそうだ!

いつか見た夢の中の僕は
もっと輝いていたいのだろう
世界で一番頭の良い人に出会いたい
そんな思いばかり抱えながら
生きていくんだ

試しに夕日に手を翳してみた
太陽が沈んで現れるのは月だった
僕を照らしてくれる太陽が欲しい
渇望する精神
僕の世界は永遠に灰色なんだ
諦観する世界にさようなら
諦観的な僕にこんにちは