前置き
私の知ってる限りのキャラで言うと、黒い方が本性なキャラは居ないと思うんだよ!
いきなり持論ぶちまけてすまんな。
知ってるキャラってのは夜神月・竜宮レナ・古手梨花・絢辻詞・ガヴリールな。
いわゆる「黒○○」「白○○」みたいに人格を分けて呼ばれてるキャラ達な。
「可愛いおにゃのこを夜神月なんかと一緒にするな!」って人も多いだろうけど、私にとっては一緒なんだよ。
夜神月
こいつは言わずとしれた、ね?
ガモウひろしが13巻で「ヨツバ編の月が月の本性」「月はノート拾う前はいい子」「月はヨツバ編では人の痛みが分かる好青年だった」って言ってるんだぜ?
本性黒いわけないよな?
いわゆる彼は仙水忍系の闇堕ちキャラなんすよ!
「仙水忍を夜神月なんかと一緒にするな(ry」って言ってきそうな奴出てくるだろうけど。
何度も言いますけどシブタク殺しで罪悪感を感じてたから彼はサイコパスじゃないんですよ!
夜神月の善良さをまとめたガモウひろしの13巻での発言集をまとめた記事はこちら。
digital-dairy.hatenadiary.com
竜宮レナ
こいつの本性も白だよ!
「レナの畜生発言集」みたいなコピペあるけど、あれ全部雛見沢症候群発症時の時のだから。
本来のレナは「かぁいいモード」と同じなんだよ。
要は三重構造。
・かぁいいモード→幸せになるために作り出した“演技”の人格。基本的にほんわかしてて献身的。
・黒レナモード→両親が離婚した時に心を傷つけられ、そんな傷つけられた心を守るために作られた“自己防衛”の人格。冷徹でサイコチック。
・本来のレナ→かぁいいモードと同じ。お母さんが好きな純粋な“ニュートラル”な人格。かぁいいモードと基本的に同じ。
それに業卒の時も基本的に善良だっただろ?
病気が絡まなきゃ基本的に良いやつなんだよ。
古手梨花
こいつの人格も三重構造で本性は白。
・白梨花→にぱーな僕っ子人格。羽入エミュしてる。ほんわかしてるお姫様。
・黒梨花→100年ループして擦り切れてしまった人格。やさぐれてて怖い発言ばかりする老獪した魔女。
ルチーアでも人が良かったし、最後まで人の善性を信じたり、悪人を許したり聖女なんよな。
絢辻詞
彼女も三重構造。
マトリョーシカ系女子多いな今回。
・白辻さん→みんなに好かれるための演技。優等生で穏やかで人当たりがいい。一人称「私」。
・黒辻さん→色んな物事から自分を守るための露悪的な防御人格。ドSでサイコパス的。一人称「あたし」。
・本来の絢辻さん→一番奥にあるニュートラルな人格。清廉で純粋で傷つきやすい。一人称「わたし」。
絢辻さんは一人称も重要なんだよな。
そこを見ていくと新たな発見が見られると思う。
んで絢辻さんだって元から黒いわけじゃないんだよ。
大嫌いな家族に囲まれて、エリート意識を両親から押し付けられて、何でもできるサイコな姉がいて、そんな環境に嫌気が差して黒い人格を防御反応として作ったんじゃなかろうか。
ガヴリール
ガヴリールは闇堕ち系天使。
元の性格は清廉な優等生だったのに、ネトゲの面白さにハマって堕落してしまった。
「堕落したならそっちが本性なんだろ」って意見が多いが私はそうは思わない。
他キャラより短くてすまんなw
一応ガヴリールドロップアウトは全話見たんだよなw
まあ作者は「こんなに天使な子が駄天使になったら面白いだろ」的な考えしかないんだろうな。
後書き
一度壊れた物は元の形に戻らない。
これは夜神月とガヴリールに言えると思う。
結局夜神月はノートを手にした瞬間、闇堕ち黒月に戻ってしまった。
ガヴリールも白ガヴに戻った演技はしてたがそれは姉を欺くためで、もう二度と本編では白ガヴには戻らないんだろうな。
でもだからと言って夜神月もガヴリールも黒い方が本性なんて私は思わない。
一度壊れたものは元に戻らない。
悲しい事にこれは真実なんだよな。
メンタルもそう。一度鬱病とかになったらもうなる前のメンタルには戻れない。
夜神月とガヴリールは闇に堕ちるしか無かったんだよ。
マトリョーシカ系女子の三人は…本来のニュートラルな人格が白だから白だとしか言えないな。
だから黒い人格は自己防衛であったり、防衛本能であったりするんだよ。