こんな名前要らない
月を見るたびそう思う
太陽が良かった
なんて言うのは贅沢かな
僕は一人では輝けない哀れな道化
どうしてだろう
幼い頃から
月は僕の象徴としてあり続けた
僕は月なんか好きじゃない
僕が好きなのは──
Moon Light
僕の心は
Brightless
いつしか光を無くしていた
退屈で腐った世の中に
嫌気が差して
嗚呼 結局僕は
一人で息も出来ない
一人では何も出来ない
いや出来るんだけど
それは仮初の姿で
お前に本性を見抜かれるまで
僕はずっと太陽のフリをしてきた
けれど分かった
僕の本性は
やっぱりMoon Light.