昨日、時間をかけて06年版実写デスノを見た。
30点!
はい、これが私の正直な感想です。
まっっっっったくの期待外れ。
何だこれは?
まあ、良かった点と悪かった点をそれぞれ挙げていこう。
《良かった点》
・L月相討ちエンドで終わったところ!><
【理由】ニアメロとかいうクソガキ共が出なかった事、Lが月に引導を渡したところ、ガモウも絶賛する程の理想的な終わり方。06年版実写映画はこれだけで評価されていると言っても過言ではない。終わり良ければすべて良しの典型例。
・リュークの声優が中村獅童
【理由】単純に似合うから。
・月が最期父親の腕の中で死んだところ
【理由】胸熱。
・総一郎が月を思いっきり突っぱねたところ
【理由】もう胸熱じゃないですか! 原作・アニメでは見られなかった『父親』として・『刑事』として月の独善的な正義観を真正面から否定したのがアツかった!
・松田が無駄にイケメンなところ
【理由】私が面食いだからw
・第三のキラ役が火口じゃなくて高田だったところ
【理由】高田はやっぱ悪役ポジが似合うねぇ〜🤣火口なんか不快の塊だったし高田にして正解だったと思う。高田の有効活用。
・出目川がセクハラジジイになったこと
【理由】高田のケツを触る出目川が面白かった🤣
・一年後の描写で幸子がもう居ない月の誕生日ケーキを作るところ😢
【理由】泣けた。最っ高にエモい。あと「自分の誕生日なのに妹にローソクの火を消させてた」ってエピソードで月の根の善良さが伝わるのがイイネ👍
《悪かった点》
・藤原竜也を夜神月と認識できなかったところ
【理由】まず藤原竜也は美形じゃない。映画内でも海砂は「一目惚れってしたことある?」とか言ってないwなんだろうな…藤原竜也と夜神月が乖離してるみたいで不思議な感覚のまま06版実写デスノを見てたわw
・Lがポテチを食べるところ
【理由】Lには甘党を貫いて欲しかった。月への煽りかもしれんし、松ケンが甘い物ばかり食べたくないとのことだったのだろうが要らん。
・松田の馬鹿さや軽率さが減ってるところ
【理由】つまらん。松田はもっと馬鹿なこと言って叱られて賑やかし役のピエロになれや。
・松田があまり総一郎を慕ってない
【理由】松田桃太というキャラの根幹が崩れてる。
・誰が相沢で誰が伊出で誰が模木で誰が宇生田で誰が松田なのか分からんところ
【理由】みーんな没個性的すぎ! あと超イケメンが松田だったなんて途中まで分からんかったわ!🤣 取り敢えず誰が誰で誰が誰だよ(哲学)🤔
・夜神月の一人称が「俺」になるシーンがあるところ
【理由】まあ色んな情報サイトに書いてあったから覚悟はしてたが萎えた。月の一人称はどんな時でもいかなる時でも一貫して『僕』じゃなきゃダメなんだよぉ!!
・バスジャックのバスが痛バスだったところ
【理由】マ ジ で 萎 え た 。シリアスなシーンで海砂の痛バスとか無いわー😮💨浮いてるしw
・音原田九郎が居ない
【理由】月の殺人処女喪失は音原田が良かったという個人的な願望。てか誰だよ顔沼って。
・総一郎が酒飲んでタバコ吸ってるところ
【理由】あんな堅物を擬人化したような聖人は酒もタバコも嗜まんでよろしい😤何を思ってあの描写を入れたんだ? あれか、渋いオヤジアピールか。要らん。
・総一郎の一人称が「俺」なところ
【理由】これで総一郎という人間が没個性的な人間になったよね。『私』だから高潔な感じが出てたのに本当に萎える。夜神親子が『俺』って使ってるだけで萎えるわ。
・総一郎の役職が『警視庁の刑事部長』に格下げされてるところ
『刑事局長』だからキラ捜査本部のリーダーになれたり、国際会議にも出られたのにこれは萎える。しかも警視庁だよ?? 警察庁じゃなくて。もうね、アホかと。
・粧裕が月の事を「ライト」と呼び捨てにするシーンがある
【理由】単純に不快。満島ひかるは良かっただけにこれは本当に ア ホ く さ 。
・粧裕がキラを正義感から罵ったところ
【理由】粧裕はそういうキャラじゃないだろ。そんな芯の通った性格なら誘拐されたぐらいで車椅子に乗りません😤原作の粧裕もキラ否定派だったけどそれは「4人で新年を迎えられないから」って言う子供っぽく幼稚で可愛らしい理由だったからじゃん? それ取り上げたらもはや粧裕じゃないんよ😮💨
・宇生田と模木の役割が逆だったところ
【理由】模木さんはあんな事しません!! あの改悪は何!? 何を思って二人を逆の立場にした? 言え金子ォ!
・レムの声優が男だったところ
【理由】レムは女ダルルォォ!? 監督はちゃんと原作読んだのかぁ? 馬鹿が!
・海砂の声が低くて棒読み気味
【理由】海砂らしくない。戸田恵梨香的に頑張ろうって演じてるのは分かるけど声質は平野綾の方が断然海砂らしくて良かった👍🤗
・海砂に人間味があるところ
【理由】「人殺し!」と言われて動揺したり、総一郎の名前を書く月を止めたりしてるところが気に入らんかった。原作・アニメの海砂の倫理観ゼロな価値観を返せよ。
・捜査本部に女刑事がいるところ
【理由】おそらく海砂への配慮? だとは思うが要らん。デスノの捜査本部は男しかいないホモソーシャルな空間がよかったんじゃん。私が腐女子である事を抜きにしても女刑事は要らなかった。
・海砂の月への愛があまり感じられなかった
【理由】「月に一目惚れした」とも言ってないし(まあこれは藤原竜也が美形じゃないからってのもあるがw)、なんか薄っぺらい。全体的に薄っぺらすぎて萎えた。ヤンデレストーカー海砂を返せ(真顔)。
・海砂の主な仕事がモデルじゃなかったところ
【理由】海砂はファッションモデル・読モを主業にしてそこからアイドル・女優・タレントと枝を広げていってるマルチタレントなところが魅力だと個人的には思ってるので😏だからそれをカットした映画版は許すまじ😡
・Lが大学に入れたのは何故?
【理由】単純に疑問。転入生として入ってきたのか、あるいは不法侵入なのか。どちらにせよあのシーンマジで謎。月を最初から大学生設定にしたのが裏目に出たな。
・ナオミがレイLove過ぎてキモい、ナオミじゃない
【理由】原作・アニメだとレイ→→→→→←←ナオミぐらいなのに、実写映画版だとレイ→→←←←←←ナオミになっててキモかった。ナオミってそんなキャラじゃないだろ。ましてやレイに膝枕で甘えるとかマジあり得ん。
・月が馬鹿だったり賢かったりブレすぎ
【理由】レイに「お前僕を尾行してるだろ!」って言ったりするところは馬鹿なのに、ナオミ殺す方法で急にIQ上がってて困惑。ドラマ版かよ。
・月が公衆の面前で人殺ししてる
【理由】ノート書いてるところ他の奴らに見られて「こいつキラです!」って言われたらどうするんだよ。アホか。
・月が表面上の態度でモロキラ肯定派みたいになってる
【理由】原作・アニメだと表面上だけはキラ信者丸出しじゃなくて「キラは肯定は出来ないけど客観的に見て世の中を良くしてるよね」というスタンスで話してたのになんだこれは? 詩織(ユリ)にも怪しまれてるしバッカじゃねーの?w
・「計画通り」が淡白すぎる
【理由】まあ仕方ないんだろうけど気に入らんな。もうちょっとさぁ、なんとかならなかったのかい?😮💨
・月がリンドに幼稚と言われて「確かに」とか言っちゃうところ
【理由】月が自分を幼稚だと言われたらまず普通に激昂するだろ。「確かに」ってなんだよ確かにって。まあリンド殺す理由はいい意味で原作とは明確に差別化されてたから良かったけど。
・Lが月を最重要容疑者として疑ってるのに手錠生活しない
【理由】いやそれじゃあ月野放しじゃん!? 監視にすらなってないんですけど!?
ねぇ、それじゃ月は外に出て悪さし放題じゃないですか!
このL馬鹿なのか?
ホントあったま悪りぃな。
私が手錠生活すこすこマン腐女子なのを抜きにしてもこれはおかしい。
せめて月を海砂みたいに部屋に閉じ込めるとかしろよ馬鹿かよ。
・頭脳戦が薄すぎる
【理由】映画だから仕方ないんだろうけどアニメ版以上に頭脳戦要素が薄く「これは本当にデスノートなのか?🤔」と思ってしまった。ここが一番悪いところかな。
まあこんな所かな。
シブタクが凶悪化してるのは月が総一郎までぶっ殺そうとする原作以上のキチゲェだからまあ許容範囲。
シブタクの凶悪度で月の性格も変わってるしなw
シブタク出さなかったドラマ版許すまじ🤬
まあ見てよかったなとは思えました。
良くも悪くも自分の感性というものも分かったし、06年版実写映画が絶賛されてるのはガチで終わり方だけってのがよ〜く分かったからな😁
あとLの喋り方が矢継ぎ感あるというか早すぎる。
原作・アニメが「夜神君がキラだと思います。理由は頭が良すぎるからです。それと…」で、06版実写が「夜神君がキラだと思います理由は頭が良すぎるからですそれと…」みたいな感じ。あれなんで?🤔
次はハリウッド版デスノートを見てみたいですね〜w